RPAはRobotic Process Automationの略で、業務の自動化を表す言葉として最近のビジネスでも浸透しています。
昨今叫ばれる働き方改革で、大手企業がこぞってこのRPAを導入しており、成功を収めています。RPA導入は事業規模の拡大、業務効率化、経費削減につながり、結果として利益=「会社に残るキャッシュ」を増やす効果があります。
RPAによるメリットを享受できるのは大手企業ばかりではありません。工夫をすればむしろ中小企業の方が大きなメリットを得ることができます。
RPAの全体像を理解しておくと、RPAに任せるべき業務と人が行うべき業務の住み分けがより鮮明となり、人とロボット(自動化ソフトウェア)が協働して業務を進める姿が見えてきます。
当社が提供するノウハウを用いたRPA導入を行なった場合、間違いなく社員1名分の生産性を確保することが可能です。
つまり、新しい社員を雇い固定費を捻出することなく、代替労働力をRPAという形で実現することができるのです。
事務職の社員を1名20万円の給与で雇ったと考えると、年間として1名分の人件費である240万円を削減した状態を実現することができるのです。
売り上げの最大化が実現します。RPAの強みは、質を維持したまま業務に必要な時間を大幅に削減できる点にあります。効率化できる作業をRPAが行うことで、「人間にしかできない仕事」に本来の業務として集中することができます。それにより、最低限の人件費で売り上げ拡大を実現していきます。販売業の例では、ルール化できる業務をRPAが行い、営業マンしかできない業務を行うことで2か月で売り上げを3倍まで伸ばすことができたケースもあります。
派遣社員一人当たり30万円かかっていた人件費も、 年間で360万円のコスト削減に繋がります。RPAの特徴として、自ら辞めることなく、24時間働き続けるので、人材採用などの費用削減も同時に行えます。費用対効果が折り合わずシステム化を断念したり、システム化はできないと思っていた業務などでもRPAの導入により、高い費用対効果の期待が持てます。
ミスが起きたときのリカバリーやフォローの時間を軽減し、それに割く人の時間を本来行う業務に集中することができます。また、RPAは24時間休みなく働き続けることも可能であり、一般的にはRPA一体は人間2~5人分の仕事量に相当すると言われています。「全自動ロボ」や「半自動ロボ」など業務内容に合ったRPAを導入することで、より効率的・効果的に生産性の向上を実現することができます。
現在、労働力人口の減少、働き方の多様化、労働環境の変化が進むなか、RPAの導入により、今後より一層ホワイトカラー業務の効率化・自動化が進むと予想されています。RPAと人間が共存し、業務を分担することによって、業務の効率化と売り上げの向上が今後さらに期待されていくでしょう。
自動化する業務の
見極め方法
エラー時の対応法の
作成方法
既存組織に依存しない
導入とは
効率的な運用体制の
構築のやり方
弊社の特徴は少数精鋭の営業会社です。
少数だからこそ、毎月のコストを抑えながら利益を上げていましたが、バックオフィス業務も含めると、どうしても時間の制約がかかり、「いつかは頭打ちになるな」と思っていました。知人から本書を勧められて読んでみると、まさにその時の弊社こそRPAが効果を発揮する場所だとすぐに思いました。もう翌日には導入に向けて動き始めてましたね。
中小企業でもRPAが活用できるとは!!
弊社は社員30名前後の中小企業です。
RPA自体はどういうものかを知っていたのですが、大手企業と違い、中小企業においては導入コストの割に費用対効果はかなり低いとずっと思っていました。
そんな中、本書に出会うことで、中小企業だからこそRPAの恩恵を受けやすく、利益に直結する効果を出しやすいということが理解できました。